IEEE Antennas and Propagation Society |
アンテナ・伝播研究専門委員会では,関連する研究専門委員会と連携して,1994年度から第二種研究会として「アンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ」を開催して参りました.これは,アンテナ・伝搬研究者や技術者を主たる対象に,設計・解析力の向上を図ることを目的とするもので,これまでにモーメント法及びFDTD法によるアンテナ解析,アレーアンテナの適応信号処理及び高分解能到来波推定法,移動通信における多重波伝搬理論,アンテナ測定法,人体ファントムとアンテナ評価技術,アレーアンテナ設計の基礎,無線タグ用アンテナ設計,メタマテリアルの基礎などをテーマに,これまで49回のワークショップを企画し好評を頂いております.
また,再開催のご要望にお応えするために,アンテナ・伝播研究専門委員会では,IEEE AP-S Tokyo Chapterなどと共催で再開催を行っており,これまで20回の再開催を実施いたしました.
今回の再開催第21回ワークショップでは,電波伝搬解析におけるレイトレーシング法をテーマとして開催します.本講義は,レイの計算法の基礎から始め,レイトレースの具体的な方法やレイトレーシング法の高速化など電波伝搬解析に関するレイトレーシング法のすべての項目を網羅しています.また,実際の電波伝搬解析に用いた例や実測値との比較結果などもふんだんに紹介されており,実際にレイトレーシング法を用いる場合の知見が多く示されています.この講義の内容を理解することにより,レイトレーシングを行うために必要な理論的背景および具体的計算法のすべてを得ることができます.
なお,本コースはアンテナ・伝搬における設計・解析手法ワークショップ「電波伝搬解析のためのレイトレーシング法のすべて」(第50回,第53回)に最新の情報を交えた再開催となります.
講師
今井 哲朗 氏(NTTドコモ)
講義内容
以下の内容に沿って講習を進める予定です.
上記の講習内容は,若干変更することもございますのでご了承下さい.なお,テキストは受講者に約3週間前に配布され,予習していただくことを前提としています.
日時
2016年5月27日(金) 9:30~17:00
会場
東京工業大学キャンパス・イノベーションセンター
(〒108-0023 東京都港区芝浦3-3-6 JR田町駅芝浦口から徒歩1分)
https://www.cictokyo.jp/access.html
受講定員
70 名
受講料(テキスト代金を含む,税込)
会員とは,IEEE AP-Sまたは電子情報通信学会の会員を指します.
申し込み受け付け後,事務局から受講受付番号と受講料振り込み案内をお送りしますので,それに従って受講料をお支払い下さい.
会員価格での受講を希望される方は,受講申込書に会員番号の記載が必要になりますので,ご注意ください.
学会への入会手続き中の方は,学会へ提出した入会申込書のコピー等,入会を確認できる資料の提出をお願いします.会員/非会員の受講料の差額は,一般の方については電子情報通信学会年会費のほぼ3/4に相当し,学生の方については年会費を上まわっております.非会員の方には,この機会に,IEEE AP-S,および電子情報通信学会への入会をお勧めいたします.入会に関する情報は下記のURL をご参照ください.
受講申込み期間
2016年4月1日(金)~ 2016年5月6日(金)
先着順です.満員になり次第締め切ります.期日前の申し込みは無効です.
受講申し込み方法
下記申込みフォームよりお申し込み下さい.
申込みフォーム 【準備中】
受講申込後1週間以内に事務局からの回答がない場合には,総務担当幹事へ申込受付確認の連絡をお願い致します.
また,上記申込みフォームがご使用になれない場合は下記の問合先までご連絡ください.
問合先
IEEE AP-S Tokyo Chapterワークショップ実行委員会 総務幹事 有馬卓司(東京農工大)
E-mail: t-arima(a)cc.tuat.ac.jp
(迷惑メール防止のため,@を(a)にしています.)