ソサイエティ&コミュニティ
世界最大の専門家組織としてIEEEは出版活動、国際会議の開催、テクニカルコミュニティの構築を推進する多様なグループで構成されています。これらのユニットによりメンバーはその地域でだけでなくグローバルなレベルでの活動をすることができます。
IEEEの活動に参加するには、研究分野のグループ(Knowledge Groups)に入る、あるいは地域におかれたIEEEのセクションを通して、という二つの方法があります。
Knowledge Groups
IEEE ナレッジグループ とは、メンバーとボランティア運営によるコミュニティのことで、最先端の調査研究を行ったり、様々なトピックについての知識を共有しています。
1. Societies
IEEEには39のソサィエティがあり、専門分野で活動するメンバーに有益なサービスを提供しています。
ソサィエティメンバーシップに入れば、関心のある専門分野において常に最新情報を得ることができ、同じ分野の専門家達とコンタクトを取ったり、ご自身のキャリアへの投資となります。
2. Technical Councils
IEEEテクニカルカウンシルは幅広い技術系分野について一緒に活動をするソサィエティの集まりをいいます。テクニカルカウンシルは、技術会議、出版、教育的活動の促進、また、スタンダード(規格)策定を支援しています。
3. Technical Committees
テクノロジーは継続的に進化しています。革新的なアイデアに対し即座に対応するために、IEEE では以下をはじめとした様々なテクニカル委員会が活動しています:
4. Standards Association & Working groups
IEEE Standards Association(IEEE-SA) ワーキンググループは、優先順位を設定し適格なスタンダード(規格)を策定することを目指しています。IEEE-SA ワーキンググループはどなたでも参加ができ、グループへの参加者は必ずしもIEEE-SA のメンバーである必要はありません。
5. Virtual networks
バーチャルネットワーク とは、共有の目的や同じ関心を持つ個人が行うウェブベースのコミュニティです。IEEEは地理的な境界線の橋渡しとなり、IEEEメンバー、ボランティア、スタッフそして管理委員会がオンラインコミュニティを利用してコミュニケーションをはかり協力する機会を提供しています。
- Emerging technologies/Technical themes
- Humanitarian Technology Challenge (HTC)
- IEEE Islands in Second Life
- New Technology Connections Portal
- Online communities/Technical collaboration
In Your Area
IEEEは世界を10の地域に分けており、各地域にはそれぞれセクション、チャプター、アフィニティグループなどが活動しています。これらのユニットが協力し、一年間で10,000件以上もの会議を開催しています。これはメンバーにとってネットワークを広げる機会であり、また、コミュニティとしては技術的関心を探る機会となっています。
IEEE Member and Geographic Activities (MGA)
1. Local Sections & Chapters
ローカルミーティングは10地域の中のセクションとチャプターによって組織運営されています。IEEEメンバーは自動的に各々の地域のローカルセクションのメンバーとなります。
日本はRegion 10 (Asia and Pacific) に含まれます。
2. Student Branches
学生部会は学生メンバーにとって関心のある分野でのネットワークを広げたり、将来の専門性を高める機会を提供しています。世界100ヶ国の様々な教育機関に約3,565の学生部会があります(2021年12月時点)。
3. Affinity groups
IEEEアフィニティグループはIEEE組織のローカル単位あるいは常任委員会のローカルユニットです。ご自身の属するセクションやカウンシルでアフィニティグループを作るには、IEEE Affinity Group Petition フォームに記入・提出をしてください。
IEEE アフィニティグループ
- Consultants' Network
- Young Professionals(YP)
- Life Members (LM)
- Women in Engineering (WIE)